南部珈琲の飯島です。
COEDOビールを取り扱うようになってからというもの、クラフトビールの世界にとても魅力を感じている私ですが、先日、「牛久の新しいビールのお披露目会があるよ。」とお誘いがありまして、のこのこと父にくっついて行ってまいりました。
場所は南部珈琲から最も近いブルワリーがある、シャトーカミヤ。
お披露目されたビール、その名も
「牛久ホワイト」
なぜ牛久と名のつくビールなのかというと、牛久産の小麦を使用したビールだから。
ホワイトビールというスタイルは、
・小麦麦芽を原料に使用するドイツの「ヴァイツェンビール」
・麦芽にしていない小麦(生小麦)をそのまま使用したベルギーの「ホワイトビール」
が、主ににございまして、
この「牛久ホワイトは」後者の生小麦を使ったホワイトビール(ホワイトエール)になるそうです。
「ホワイトビール」は生小麦や、使用される酵母でフルーティーで酸味のあるビールになりますが、コリアンダーやオレンジピールを使ってバランスをとった味わいに仕上げられます。
ただ、酒税法上「ビール」に分類されるためには、副原料(コリアンダーやオレンジピールなど)を1/3までに抑えないといけないため、柑橘系の香りをもつホップを用いているそうなんです。もし、副原料が多くなってしまうと日本では「発泡酒」になります。
醸造責任者の角井智行さんのこだわりのお話、興味深く拝聴しました。
製造者の想いを知ると、味わいも豊かになりますね。
私、「フルーティーな香りを放つホップを使って」というので、俄然興味津々になりました!
「お、COEDOビールでいうところの 白-Shiro- の仲間だ。」
ということを念頭に、この「牛久ホワイト」を味わってみよう。と一口。
(私が、ビールを味わう時はだいたいCOEDOでいうところの○○だ。どう違うかな~。と入っていきます。)
ホワイトビールらしく、さっぱりとしていてするする飲めてしまうのですが、舌触りがトロッと柔らかいです。小麦がふんだんに使われているというのが、この舌触りのポイントなのでしょうか。香りもホップ独特の苦みの先に華やかに感じました。
(会場ではビール苦手っていう方や、女性におすすめという感想が上がっていましたよ。)
そしてこの「牛久ホワイト」はインターナショナル・ビアカップ2015で金賞に輝いております。 (酵母入りライトアメリカン・ウィートエール ケグ部門)
※The International Beer Cup(国際ビール大賞)…世界でも3番目の歴史を持つビール審査会。毎年開催している中では世界で一番古い歴史があるそうです。
「うまいっ、うまいっ」と何度もお代わりをして、すっかりほろ酔いの父(左)。ブルワリーの佐野さん(中)角井さん(右) と。
お話聞かせていただいてよかったねぇ。
季節限定ビールのようですので、皆様も是非シャトーカミヤで牛久ホワイトをお楽しみください。
シャトーカミヤ 牛久ブルワリー
http://www.ch-kamiya.jp/shop/liquor/brewery.html
※牛久ブルワリーの皆様、何か間違っているようでしたらご指摘ください。
(ああ、今回も?コーヒーのことよりも熱いレポートになってしまったかも・・・)
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自家焙煎珈琲豆専門店 南部珈琲
茨城県牛久市中央2-21-2
店舗営業時間
10:30~18:00(L.O 17:30)
定休日 毎週月曜日、毎月第3日曜日
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